お知らせ|腸内細菌研究の第一人者である金 倫基 氏が顧問 に就任

左:慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター 教授の金 倫基 氏
右:株式会社bacterico代表の菅沼

株式会社bacterico(バクテリコ)は、妊活中および、妊娠中の女性にむけた腸内フローラのパーソナル検査と食事指導のサービスを展開しています。
今後のさらなる研究・開発の加速を目指し、新たに、慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター 教授の金 倫基(キム・ユンギ)氏を研究開発顧問に選出し、同氏が就任いたしましたのでお知らせします。

金氏は、北里大学での博士課程修了(薬学)後、筑波大学やミシガン大学、米国のバイオベンチャー企業Vedanta Biosciences社での研究経歴を持ち、腸内細菌と宿主との相互作用や共生関係、腸内細菌による疾患の発症や予防メカニズムの解明に尽力し、腸内細菌による疾患制御のメカニズム解明において優れた成果を上げてきた第一人者です。

腸内細菌の研究・開発の第一線で活躍してきた金氏の就任により、バクテリコは人の健康に密接に関連する腸内細菌を活用した商品やサービスの研究開発をさらに加速させてまいります。

【金 倫基(キム・ユンギ)氏のプロフィール】

2006年University of Michigan Medical School Post-Doctoral fellow
2011年筑波大学医学医療系助教
2013年University of Michigan Medical School Research Investigator
2015年Vedanta Biosciences, Inc, Senior Scientist
2016年慶應義塾大学薬学部生化学講座准教授
2018年より現職
2020年、PMDAマイクロバイオーム研究に基づいた細菌製剤に関する専門部会委員
2021年より腸内デザイン学会理事、日本免疫学会・評議員、日本臨床腸内微生物学会・評議員。
自然免疫受容体Nod-like receptorsやHost-Pathogen-Microbiotaの相互作用についての研究に従事。現在は腸内細菌による疾患制御についての研究を行っている。

 

【金氏によるコメント】

私は高校の授業で植物の生育を促進させる土壌微生物の有用なはたらきに触れ、これが人の健康にも良い影響を及ぼす可能性があると考え、微生物の未知なる可能性に魅了されました。現在、微生物と人との関係を探求し、病気の予防や健康の維持に寄与する鍵を見つけるために日々研究に取り組んでいます。
バクテリコは、腸内細菌に着目したパーソナライズな商品やサービスを提供しており、その点は非常に興味深く、将来性もあると確信しています。まずは、研究レベルを向上させ、実績を積み上げ、その結果を広く社会に還元するお手伝いができることを楽しみにしています。

【バクテリコ代表の菅沼によるコメント】
この度は、グローバルで腸内細菌の研究開発、ビジネス、業界に貢献され続けてきた金氏を弊社顧問にお迎えすることができ大変嬉しく思います。金氏をお迎えすることで、先進的な研究と革新的な技術を組み合わせ、腸内細菌の領域での個別最適化という新しい分野を社会実装させることができると確信しております。金氏と共にグローバル展開を見据えて研究および事業展開を進めて参ります。

今後もbactericoは、腸内細菌の研究および関連する健康領域の開拓に努め、人々の健康と幸福に貢献してまいります。

出演依頼・公演依頼等は公式LINEもしくは下記メールアドレスまでお問い合わせください。

info@bacterico.co.jp

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