株式会社bactericoの顧問である、北里大学薬学部微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部創薬研究センター教授)と慶應義塾大学薬学部生化学講座の井上浄訪問教授が共著者として推進した研究により、十分な水分摂取が腸内細菌叢と免疫系の恒常性を維持し、腸管感染症に対する防御能を高めることが発見されました。本研究では、飲水制限が腸内環境を悪化させ、病原細菌の排除能を低下させることが示されました。また、飲水制限により便秘症を発症し、腸内細菌叢の変化や免疫細胞の減少が観察されました。これらの結果より、水分摂取が腸内環境と免疫系の維持に重要な役割を果たすことが明らかになり、研究成果は国際学術誌『iScience』に掲載されました。
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https://www.kitasato.ac.jp/jp/albums/abm.php?f=abm00042442.pdf&n=20240521